東京駅で見つけた「常磐もの」メヒカリ。福島県民が愛してやまない理由
- 常磐ものの下剋上

- 6月1日
- 読了時間: 3分
東京駅の地下にある回転寿司店「羽田市場」
日本全国から獲れたての鮮魚を、空輸や新幹線高速バスで超速輸送しているお店。
獲れたて鮮魚を当日握るっているというなんとも贅沢な回転寿司なのです。
現地に出向き旅費や時間を考察したら信じられないコストパフォーマンスです。
そんな全国各地から直送された鮮魚を味わえる人気店ですが、その日私の目を奪ったのはマグロでもウニでもありませんでした。
「炙りメヒカリ」
しかも産地は福島県。常磐ものだ~~~!!!
思わず注文してしまいました。

値段は一皿750円。
正直に言うと、最初は少し高いと思いました。
「メヒカリで750円!?」
福島県民ならそう感じる人もいるかもしれません。
地元では比較的身近な魚ですし、昔から家庭の食卓や居酒屋で親しまれてきた魚だからです。
ですが、その考えは一口で吹き飛びました。
ふわっ。
とろっ。
じゅわっ。
白身魚とは思えないほど上質な脂。
それでいてしつこさはなく、口の中でほどけるように消えていきます。
これこれ、これが福島のメヒカリだ・・・と噛み締めました。
美味しくて止まらなくなってしまい、ついついおかわりしちゃいました(笑)

「福島県民が異常に愛している魚」
そんな表現をしたことがありますが、食べればその意味が分かります。
愛される理由が、一口で分かるのです。
そもそも「常磐もの」とは?
私が発信を続けている「常磐もの」。
これは福島県沖から茨城県沖にかけての海域で獲れる魚介類の総称です。
この海域では、南から流れる黒潮と北から流れる親潮がぶつかります。
そのためプランクトンが豊富になり、多くの魚が集まる全国有数の好漁場として知られています。
そこで育つ魚は身が締まり、脂のりも良い。
市場関係者や料理人から高く評価されてきました。
メヒカリも、そんな常磐ものを代表する魚のひとつです。

全国的な知名度は高くない。でも一度食べると忘れられない
メヒカリという名前を聞いても、県外の方にはピンと来ないかもしれません。
全国的な知名度でいえば、スーパーでよく目にする魚には及ばないでしょう。
それでも福島県民に好きな魚を聞けば、必ず名前が挙がる存在です。
唐揚げ。
塩焼き。
干物。
そして寿司。
どんな食べ方でも美味しいのですが、今回食べた握りは特別でした。
鮮度の良さがダイレクトに伝わり、メヒカリ本来の脂の甘みを存分に味わえます。
旨いものは高くていい
私は以前から思っています。
だって旨いのだから。
もちろん安い方が嬉しいです。
でも、本当に価値のあるものが正当に評価されることは、生産者にとっても地域にとっても大切なことだと思います。
今回の750円の握りを食べて、その考えを改めて強くしました。
むしろ、この美味しさなら安いくらいかもしれません。
東京駅で常磐ものを味わうなら
もし東京駅を利用する機会があれば、地下にある羽田市場をのぞいてみてください。
その日にどんな魚が並んでいるかは分かりません。
ですが、もし福島県産のメヒカリを見つけたら迷わず注文してみてください。
福島県民がなぜそこまでメヒカリを愛するのか。
きっと一口で分かるはずです。
そして願わくば、常磐ものの魅力を知るきっかけになってくれたら嬉しいです。
📍回転寿司 羽田市場 グランスタ東京店
東京都千代田区丸の内1-9-1 JR東京駅 B1F グランスタ東京
※改札内なのでご注意を!




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